中国正月をひかえたシンガポール旅レポート

平良様

 いつも手配ありがとうございます(今回は違ったけれど・・・)。

 「世界三大がっかり観光名所」のトップにあげられる「マーライオン」の本拠地、シンガポール。
ある人々に言わせると「国自体がっかり」とも言われます。

確かに「名所・旧跡」のたぐいがあるわけではなく、大自然に恵まれている訳でもない都市国家です。
物価もそれなりに高いし、シングリッシュ(シンガポール風英語)は聞き 取るのに苦労します。

 でも、治安と衛生状態が良くて、乗り物のシステムが整っていて、ホテルのサービスも日本とは比べものにならないほどいいのが普通(早朝到着、深夜出発にしっかり対応しているのが普通)のシンガポール。
おいしいものにも事欠かず、高級ホテルの下に屋台街と地元民向けショッピング・モールが入っていたりして、そのコントラストが面白かったりもします。
遊びに行くならバンコクもいいけれど、仕事に行くと正直最悪。仕事に行くならシンガポールか香港(ストレスを感じないで済む)・・・というところでしょう。

 シンガポールに飛行機で着くと、とても巨大な空港なのに、あっという間に入国審査、手荷物受け取り、税関検査が終わって、飛行機を降りて20分もしないうちに市内行きの乗り物(タクシーや地下鉄)に乗り込んでいる楽ちんさは、いつ終わるとも知れぬバンコクののろのろ入国審査やのそのそ出てくる手荷物と比べて、ストレスがうんと少ないのがいいです。
それから、大都市なのに、街中が美しく花や緑で彩られていて、仕事先もまるで公園のよう、閉じこめられたという感じは全然ありません。

シンガポール名物(?)の「公団住宅」にもお邪魔したことがありますが、けっこう広く、公共スペースや屋台街、マーケット、国が作った各民族向けの「宗教施設」などもあって、贅沢をしなければお給料が高くなくてもそこそこ暮らせる環境のようです。
とか言って毎日通勤・通学にタクシーを使ってしまう・・・という話を聞くと、いくら値段が安いとはいえ、日本の通勤ラッシュに慣れた身からすると夢みたいな話に聞こえてしまいます。

 ではシンガポールの本当の「観光の目玉」は何か。
ガイドブックなどに書かれている名所や観光地もいいのですが、各民族のお祭りシーズンの様子を見たり、いろいろな種類の料理を食べたり、バスや船、あるいは飛行機で日本からだと「そんな所へ」というような場所へ簡単に遊びに行けたりすることでしょう。

 今回は中国正月前に行くことになりましたので、「きっとチャイナタウンは中国正月の飾り付けで一杯に違いない」と思っていくと、案の定「戌年」の飾りで満杯でした。
でもいつも面白く思っているのはヒンズー寺院も「中国正月おめでとう」と書いているのが多いことです。
行きのタクシーの運転手さん(中国系)にそのことを話したら、「お正月はヒンズー寺院にもお参りして、幸せを祈るよ。だって仏教はインドから来たわけでしょう」とのこと。なるほどなるほど。

 そう言う「いろんな人やいろんな宗教、いろんな習慣」が入り混じったあたりの不思議さを、「楽しんでしまう」のがシンガポールあたりのマレー世界(マレーシアやインドネシアなど)の面白い所かも知れません。

高嶋幸世




高嶋様、いつもありがとうございます!

僕も正直言ってシンガポールの魅力というのが今ひとつピンと来なかったのですが、そういう楽しみ方があるのですね。

「いろんな人やいろんな宗教、いろんな習慣」を「楽しむ」ってのいうのは日本にいてはなかなか体験できないですもんね。
世の中広いなぁ〜!(今更)

また色々と教えて下さい!

(たいら)